新型コロナ感染の現状は…
(柳沢彩美キャスター)
インフルエンザも流行している中で、新型コロナの感染者数というのは、今、どのぐらいいるのか。愛知県内の定点医療機関からの報告数をグラフにしました。

5月に5類に移行しました。その後から徐々に増加し、お盆過ぎぐらいに25人という数字を超えてきました。最新の数字は9月4日から10日の1週間で、定点観測している医療機関からの報告の総数が4648人。これを1医療機関当たりにしますと、23.84人となります。

東海3県を見てみましょう、岐阜が24.24、三重が18.55と、3県いずれも高い水準です。
今回郵送されたハガキは「接種券」ではない
(夏目みな美キャスター)
名古屋市の場合ですが、こういったお知らせが既に届いている方がいらっしゃいます。秋接種に関するお知らせというハガキなんですが、「これは接種券ではありません」と書いてあります。

(大石邦彦アンカーマン)
これは、いわゆるワクチン接種を「これから始めますよ」という案内ハガキです。名古屋市では、小さなお子さんには送っていたんですけども、大人に送るのは今回初めてです。
なぜこれを送るのかということですが、送られた方は接種の内容を確認し、「接種したい」と思った人は申請する。そうすると接種券が届くという、2段階を踏むシステムなんです。やはりいきなり接種券が届きますと、接種しないといけないんじゃないかと機械的に思い込む方もいるので、意思確認してもらう段階を設けた。つまり、ワクチン接種に関して、非常に丁寧なプロセスを踏んでいるということが言えると思います。

案内ハガキを見ると、
「接種により期待できる効果、発症予防効果などと、副反応、長期的な副反応が疑われる症状を含むリスクを考えて接種を受けるかどうかを選択してください」と書いてありました。
ワクチン接種は、あくまでもうこれ任意ですから、打つか打たないか決めるのはあなたです。ベネフィット(利点)と、そしてリスク、これを両てんびんにかけて慎重に判断していただければと思います。