20日は彼岸の入り。厳しい残暑が続く中、高知県四万十市ではヒガンバナが咲き誇り川辺を赤く染めています。

四万十市若藤、岩田川沿いの草地にずらりと咲いたヒガンバナ。西土佐地域へとつながる国道441号に沿ったこのエリアには元々、ぽつぽつとヒガンバナが咲いていたといいます。30年ほど前からは近所の人たちが多くの花を楽しめるようにと球根を植え付け、雑草を刈り取るなど手入れをして数を増やし、“彼岸花の園”という看板も設置しました。

真っ赤な花が水面に映り込み、緑に囲まれた田園近くの川辺を赤く染めています。また、赤いじゅうたんの中のところどころで白いヒガンバナも咲き、時折アゲハチョウも姿を見せていました。

四万十市若藤の国道沿いで一面に咲くヒガンバナは9月末まで楽しめそうです。