「怖かった部分もあるが“絶対ここで決める！”と…」パリ五輪出場決定の櫻井つぐみ（高知・香南市出身）試合後の胸中語る　レスリング・世界選手権

レスリングの世界選手権で、女子57kg級のパリ五輪出場が決定した櫻井つぐみ選手が、試合後、現地のホテルでインタビューに応じ、胸中を語りました。

Q．今の率直な感想をお願いします。

■櫻井つぐみ選手
準決勝でパリ五輪が決まったんですけど、今回の最低限の目標として『オリンピックに内定する』というのはずっと思っていたことなので、素直に嬉しい気持ちと、明日切り替えて『決勝も絶対勝って優勝したい』という気持ちです。

Q．準決勝の一戦を振り返って、いかがでしたか？

■櫻井つぐみ選手
そこまで“接戦”というわけではないんですけど、相手選手もすごく強い選手なので、最後まで油断できなくて…。苦しい展開になることも予想していたんですけど、（前半・後半で）6点取ることができたので…。最後は怖かった部分もあるんですけど、点差を開いて勝つことができました。
（大会中は）今回負けてしまうと『国内予選がまた始まって…』と、もっと大変になってしまうので、『絶対ここで（五輪出場を）決めよう』とは思っていました。

Q．目標だった「五輪代表」がいよいよ現実に。その点についてはいかがですか？

■櫻井つぐみ選手
『オリンピック』っていうのは、ずっと小さい時から目標にしていたので、やっと、『オリンピック』というものに『自分が出られる』っていうのは本当に嬉しいです。また、色んな人に支えてもらってきた恩を『オリンピック』という結果で返せることができたと思うので、すごく安心しました。