障害やパラスポーツへの理解を深めてもらおうと、新潟県 新発田市の小学生が車いすバスケットボールを体験しました。

新発田市立 東小学校で行われたパラスポーツの体験講座。

これは市や新潟医療福祉大学などが連携した福祉教育の一環で、障害やパラスポーツへの理解を深めてもらうのが狙いです。

参加したのは5年生59人です。まずは、普通の車いすと競技用車いすの違いについて考えます。

【児童は】「タイヤが斜め」
【児童は】「手を置くところがない」

続いては実際に競技用車いすに乗ってみます。
慣れない車いすの操作に苦戦しながらも、上手に乗れていました。最後はいよいよ車いすバスケットボールの試合です。

車いすの操作に加えて座っているため、普段よりも高くなったリングにシュートはなかなか難しいようです。

【児童は】「車いすで動くことが難しいと分かりました」

【児童は】「一番学んだのは、障害がある人でも楽しくスポーツをできることです」

子どもたちは、パラスポーツへの理解を深めるとともに、ルールを工夫すれば誰でも同じスポーツを楽しめることを学んだようです。