先週の内閣改造・自民党役員人事のあと、報道各社の多くの世論調査で内閣支持率が上昇していないことについて、岸田総理は「基本的には一喜一憂するのではなく先送りできない課題について取り組み結果を出すことによって国民の期待に応えていく。こうした姿勢を大事にしていくことが重要であると認識をしている」と述べました。

総理官邸で記者団の質問に答えました。

一方、自民党の茂木幹事長も会見で「世論調査の結果は常に謙虚に受け止めなければならない」と答えました。

そのうえで、新体制の構築は目的ではなく、手段であるとして、「新しい体制のもとで、一つ一つ成果を出すことが、国民の皆さんに評価して頂く唯一の道ではないかと思う」と強調しました。