高知県内外から音楽好きが100組以上大集合!「お街」が音楽に包まれる「高知街ラ・ラ・ラ音楽祭」が16日と17日の2日間開かれました。

この音楽祭は高知の街を音楽で盛り上げようと2002年に始まりました。直近の3年間は新型コロナや台風の影響で中止になっていたため、今年の開催は4年ぶりです。

1日目(16日)は県内の高校生を中心に22のバンドが中央公園のステージで熱唱。

先月行われた「全国高校生アマチュアバンド選手権」でソロアーティストとしては史上初めてグランプリに輝いた太平洋学園高校の長崎友香(ながさきゆうか)さん(17)も出演しました。

「全国高校生アマチュアバンド選手権」グランプリに輝いた長崎友香さん

長崎さんは友達や自身の恋愛体験をもとに作った3曲を披露し、優しい音色と力強い歌声で会場を包み込みました。

太平洋学園高校3年 長崎友香さん

■太平洋学園高校3年 長崎友香さん

「初めてのラララ音楽祭でずっと楽しみにしていたので今の全力を出そうと思って頑張りました。楽しかったです。夢は憧れのアーティストみたいにみんなに知ってもらって私の声が届くように頑張ります」

2日目(17日)は高知市の中心街がステージに

2日目は高知市の中心街がステージに。県内外のバンドなどおよそ130組が10の会場で個性豊かな演奏を披露しました。

鏡中学校音楽部



■訪れた人

「ほぼ毎年見に来ています。いろんなところで音楽が聞こえるのも楽しいですし帯屋町に活気があっていいと思います」

追手門前では、心揺さぶられる感情のこもった演奏を披露するグループも。

追手門前で演奏するBーGirls



4月にリニューアルした丸ノ内緑地を盛り上げたのは2日間続けて登場した高知高校のOBバンド「森のプーさん」。

高知高校OBバンド「森のプーさん」



▼観客

「めっちゃ楽しかったです。一緒にノッてしました。高知はよさこいも音楽も楽しくていいところ」

高知高校OBOBバンド「森のプーさん」メンバー

▼森のプーさんメンバー

「やっぱり楽しいですね。ラ・ラ・ラのステージっていうのは暑いけど暑くないような感じで、みんなの受け答えも楽しいし野外ならではの楽しみ方がすごくできた」
(4人で)「最高でしたー!」

厳しい残暑の中高知のお街に『音楽』が4年ぶりに戻ってきた2日間でした。