7月1日に始まる観光誘客の「岡山デスティネーションキャンペーン」に合わせ、JR西日本は新たな観光列車を運行します。6月15日、華やかなデザインで列車を彩るラッピング作業が行われました。


(記者)
「こちらJRの車庫なのですが、ひときわ目立つピンクの車両が、新たに完成した観光列車です」


7月1日から岡山・津山間で運行される観光列車“SAKU美SAKU楽”(さくび・さくら)です。




車体は、現在も津山線や吉備線で走っている「キハ40系気動車」が使われます。ラッピング作業では、列車の名などが貼り付けられ華やかに彩られていきました。

最後にヘッドマークを装着して完成です。


(JR西日本岡山支社ふるさとおこし 伊藤暁本部長)
「幾何学的な花びらの模様を散りばめまして、『旅人を花びらがさっと包むようなデザイン』にしました」
鉄道愛好家にはたまらないこんな工夫も…


(JR西日本岡山支社ふるさとおこし 伊藤暁本部長)
「1号車のマークだとか、細かいところも普段走っている気動車とはちがうデザインを施しています」

(JR西日本岡山支社岡山気動車区 齊城吉晶区長)
「沢山のお客様にご乗車いただきまして、岡山のおもてなしを満喫していただければ」

乗車にはWEBなどでの予約が必要で、料金は片道6000円ほど。7月1日から9月30日までは金曜から月曜にかけ、岡山~津山間を1日2往復するということです。