雑居ビルでの火災などで、人命が失われるケースが後を絶ちません。こうした中、きのう(4日)、岡山市内の飲食店で安全対策の立ち入り検査が行われました。

検査にあたったのは、岡山市消防局の職員や警察官など39人です。歳末が近づく中、利用客が増える飲食店を中心に84店舗で実施されました。
店で消火器の定期的な点検をしているか、階段や廊下を塞いでいる物がなく避難経路が確保できているかなどを確認していました。

(岡山市北消防署予防係 北見聡宏係長)
「たくさんのお客さんが来られると思います。ご自身のお店だけではなく、お客さんの命も、お店として守っていかないといけないという意識を持っていただけたらと思います」
今回の点検では、41の店で違反が見つかりました。消防局では今後、範囲を広げて、一つ一つ指導していきたいとしています。














