金沢の3つの茶屋街の芸妓が一堂に揃う「金沢おどり」が15日から県立音楽堂で始まり、磨き抜かれた伝統芸が披露されました。
20回目を迎えた「金沢おどり」は、東、西、主計の3つの茶屋街の芸妓が一堂に出演する素囃子の披露で幕を開けました。

今年は金沢が生んだ文豪、泉鏡花の生誕150周年。
鏡花が紡いだ物語を金沢芸妓が新作「水競加賀白糸」などの大和楽にのせ、全八景で艶やかに舞いました。

また、総おどり「金沢風雅」では、恒例の手ぬぐい投げが4年ぶりに行われ、会場を盛り上げていました。

「金沢おどり」は9月18日まで、県立音楽堂邦楽ホールで開かれます。