中学生の部活動を地域や団体に委ねる「地域移行」について、高いレベルの指導に期待する一方、費用の面で不安もあることが県教委のアンケート調査でわかりました。

これは長野市で15日に開かれた部活動の地域移行を推進する県の協議会で説明されたものです。

調査は今年6月、県内の小学校5、6年生と中学生、保護者、教職員を対象に行われました。


それによりますと、部活動が地域の活動に移行した場合、教員の61%、保護者の46%が「専門性の高い指導が受けられることに期待する」と回答しました。


一方、不安に思うことについては、保護者の43%が会費や道具代などの「費用の増加」をあげたほか、「移動方法がない」との回答も5割近くに上りました。