ガソリンの値上がりが続く中、超小型電気自動車が注目されています。全長2.3メートルで、1キロの走行にかかる電気代は約1.5円。車検も必要ないため、販売店では問い合わせが増えているといいます。
小回り良く街なかを走り抜ける全長2.3メートルの超小型電気自動車。取り扱っている「リブサル」(大分市)ではガソリン価格の高騰が販売の追い風になっています。
(リブサル・渡邊陽一郎社長)「ガソリン代高騰が家庭にかなりの影響を及ぼしている。その辺の客さんのニーズがかなりあって最近は問い合わせが多いです」

車両価格は60万円から115万円。充電は家庭用の100ボルトコンセントから行うことができ、1キロ走行するのにかかる電気代は約1.5円と経済性に優れています。また、原動機付き自転車「ミニカー」という扱いになるので車検が必要ないなど利便性の良さも注目されています。
(リブサル・渡邊陽一郎社長)「一般の公道は普通車扱いで、時速制限も30キロの原付のくくりはないです。ただ、維持管理費は原付の扱いになります。自動車と原付バイクの両方いいものを持ち合わせた車になっています」

4年前のオープン当初は企業が環境面への配慮から購入するということが多かったそうですが、ガソリン価格の高騰を受け、個人の利用者も通勤や通学などの移動手段として購入を検討する人が増えています。
(リブサル・渡邊陽一郎社長)「ここ最近は30代から40代のお客さんの問い合わせが非常に増えています。近くだけの本当に身近な所で使うというのであれば電気自動車が一番理にかなっていると思います」
ガソリン価格高騰の影響を受けない車。今後、さらに注目されそうです。














