9人の職員と市民ボランティアらが運営する『UNE』。
活動の主軸は農園芸と福祉をかけ合わせた「農福連携」です。
空き家を活用した「UNEHAUS」を拠点に、障害者が農業を通じて働く喜びを感じられる場をつくろうとスタートし、これまでにも市の内外から多くの人が参加してきました。
この日の作業はヨモギの収穫。
参加するのは高齢者や障害のある人、引きこもりの人など様々です。
みんなで一緒に、一つの作業に汗を流します。
「暑いときなんて大変ですよ」
「いろいろな人と仕事するのは、それは楽しいですね」
【UNE代表 家老洋さん】
「うちはこういう形で沢山の人たちに集まってもらって、みんなでワイワイやりながら仕事をやっていくというのを一つのモットーにしている」

午前の仕事を終えた人や地域住民たちが集まり、楽しみにしている「うねごはん」の時間になりました。
この日は酢豚、キュウリの冷や汁、インゲンのごま和えなど、調理担当の中野ケイ子さんが育てた野菜をふんだんに使ったメニューです。

【地域住民】
「いつも栄養が考えられていたり、いろいろな珍しいものもいただいて、美味しくみんなで和気あいあいとやっています」
【中野ケイ子さん】
「料理すればみんなが喜んで食べてくれるから、それで続けていると思います」

もともと職員と利用者の給食としてスタートした「うねごはん」ですが、予約をすれば誰でも参加OKとのこと。
この日、初めて訪れたというお客さんもいました。














