開発したのは山梨県富士河口湖町西湖にある金属加工会社の「サイコ」。

創業40年。主に大手メーカーに向けて自動車やプリンターなどの部品を製造しています。

草刈り機用の刃「雑草極み刈」を手掛けた三浦敬伯さんです。

サイコ 三浦敬伯社長:
コロナで仕事も下火になっていて自分の独自(製品の開発は)不況がきた時に強みになるので必要だなと感じた。

サイコでは新型コロナの感染が広がり始めた2020年の4月から6月にかけて受注が3割ほど減少。
そこで会社独自の製品作りをしようと考えたのです。

三浦社長:
うちの会社では鉄の板から色々加工するので実際に図面を書いて、それで試作の板金を作ってみて、それを自由に社内の中でできますのでやってみたんですよ。

サイコは、設計図作りから商品化まで自社で一貫してできることが強み。これを生かして開発を進めました。