「果実の女王」とも呼ばれる岡山県産のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインの仕込みが赤磐市で始まりました。

岡山市などで育てられたマスカット・オブ・アレキサンドリア約5.6トンです。

今年で39年目となるサッポロビール岡山ワイナリーでのワイン造りです。

きょう(14日)は軸から外した実を軽くつぶしてタンクにためる仕込み作業が行われました。

今年は晴れの日が多かったためワインに使うブドウは順調に生育したということです。

(サッポロビール岡山ワイナリー 寺本幸司工場長)「天候に恵まれて糖度の高い良いぶどうが収穫できた。芳醇な香りと上品な味わいを引き出したワインに仕上げていきたい」

岡山ワイナリーでは今シーズン約3600本のワインを作る予定で、発酵や熟成などを経て来年(2024年)春の販売を目指すとしています。