そもそも、この盛土には、弥富市役所の新築工事の建設残土も含まれていました。
公共工事の残土は、行政が処分先も含めて管理しなければなりませんが、市はそれを怠っていました。

所有者夫婦は、弥富市とゼネコンを相手取って排出分の撤去を求める裁判も起こしましたが、2022年9月に和解しています。その和解後に地目が変更され、税金を高くされたのです。
(土地所有者)
「和解した途端、市の嫌がらせかな」
土地所有者は農地扱いになるよう、くいを打ってリンゴの木や柿の木、ミカンの木の苗を植えるなど、できる限りのことはしましたが、認められませんでした。

(加藤明由 弥富市議)
「60万円毎年払えという通知が来たそうですが、ひどい話だと思って議会に取り上げようと思っている」
地元の市議会議員も問題視しています。
なぜ何年も経って、突然農地ではない認定にしたのか。














