愛知県弥富市、道路沿いにある小高い山。

(大石邦彦 アンカーマン)
「間近に来るとより実感しますね、いかにこの山が高いか。草がぼうぼうと生い茂っていて、昔からこういう山がここにあったかのような感じがしますよね」

実はこの山は建物の建設や土地開発などによって大量に出る建設残土でできたもの。

(土地所有者)
「見るのも嫌ですね。(元に)戻ってほしい」
土地の所有者に聞くと、この盛り土があるため、土地が使えなくなっただけでなく、新たに別の問題が起きているといいます。
(土地所有者)
「市の嫌がらせかな」

私達が最初にここを訪れたのは4年前の2019年。
(土地所有者)
「『道路より30センチ下まで土を入れて』
『水田にさせてもらっていいですか』っていう話だった」
長年使っていなかった金魚の養殖池に、2017年、不動産業者が、高さ30センチくらい建設残土を入れさせてほしいと頼んできたのが始まりでした。「その程度なら」と了承したところ、あっという間に10メートルの盛土になったのです。















