備前焼作家伊勢崎紳さんの個展が岡山市北区の百貨店で開かれています。

代表作の鉢。粘土の板を置き、炎の当て方で模様をつくる「ボタモチ」という技法が用いられています。天満屋岡山店で始まった伊勢崎紳さんの個展では、皿や花器など新作を含む約60点が展示・販売されています。

会場には代表作の一つ「銀彩」を施した作品も。銀彩は、備前焼に銀の粉末を泥状にした「銀泥」を塗って焼き付ける技法で、こちらは新作の大鉢です。

(備前焼作家・伊勢崎紳さん)「3年から長くて5年かけて展示会の用意をするので、今回は本当にいろんな焼きが揃えられたと思います」

「伊勢崎紳陶展」は天満屋岡山店で9月19日まで開かれています。