岩手県奥州市の小学校で14日、農業をより深く知ってもらおうと農家の指導のもと稲刈り体験が行われました。

奥州市の前沢小学校では、地域の基幹産業である農業への理解を深めてもらおうと、9年前から児童がコメ作りを体験しています。
14日稲刈りを行ったのは、5月に田植えを行ったもち米「こがねもち」です。
児童は地元の農家やJAの職員らの指導のもと、10アールの田んぼの稲を刈り取りました。

(児童)
「大変だけどこれを食べられるのが楽しみです。おばあちゃんが作ってくれたら赤飯が食べたい」

児童たちは稲刈りを体験することで収穫の大変さとコメの大切さを学んでいました。コメは乾燥させたあと、11月末以降に食べることにしています。