不動産不況が続く中国では、大手だけでなく、地方の不動産会社も経営が危ぶまれています。
11日夜、中国東部の山東省・済南市で撮影されたという映像。平日の夜にもかかわらず大勢の人が地元の不動産会社の前に集まり、マンションが引き渡されないことに抗議。警察官に抱えられて排除されるオーナーもいました。
中国では工事の下請け会社や資材業者への支払いが滞って建設がストップする不動産が相次いでいます。中国メディアによりますと、“今年2月から7月の間に3回以上支払いが滞った不動産会社は済南市だけで39社に上る”といいます。
中国では不動産大手「碧桂園」の6月末時点の負債総額がおよそ27兆円に上るなど不動産会社の経営危機が相次いでいますが、地方にも苦境が広がっている格好です。
中国経済の専門家は「住宅ローンの緩和など政府が『助け舟』を出したため、北京や上海で一時的に販売が増えた一方で、人口流出が続く都市は回復の動きについていけないかもしれない」と明暗が分かれる可能性を示唆しています。
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