岸田総理が13日に行った内閣改造で、衆議院長野5区選出の宮下一郎議員が農林水産大臣として初入閣しました。


午後1時20分、新たな閣僚名簿が発表され、総理大臣秘書官から議員会館の事務所に電話が入ります。

第2次岸田改造内閣の農林水産大臣に就任したのは、衆議院長野5区選出で自民党長野県連会長の宮下一郎議員です。

党内最大派閥の安倍派に所属する宮下議員は、厚生大臣や防衛庁長官を歴任した創平さんの長男で、2003年に初当選し現在6期目。

財務副大臣や党の農林部会長などを務め、今回が初入閣となります。

宮下一郎議員:
「やはり責任ある立場で仕事ができる、大臣は大変だけれどもやりがいがある立場です。そういう立場で仕事ができることは幸せだと思う」

担い手不足や資材の高騰など課題が山積する日本の農林水産業。

福島第一原発から排出される処理水と漁業補償の問題も、大臣として取り組む重要な課題の一つです。


宮下一郎議員:
「水産物の需要拡大であるとか、できることをしっかり実効性を挙げていくのが責務だと思う」

宮下議員は、夕方、皇居で認証式に出席したあと、夜、大臣の辞令を受け、閣議や記念撮影などに臨む予定です。