■MLB ロッキーズ 6ー4 カブス(日本時間13日、クアーズ・フィールド)

カブスの鈴木誠也(29)は敵地のロッキーズ戦に「6番・ライト」で先発出場。先制タイムリー、7試合ぶりの17号2ランなど4打数3安打3打点で打率は.279となった。

ナ・リーグのワイルドカード争いで現在2位につけているカブス。ナ・リーグ西地区最下位のロッキーズ相手に鈴木は2回、無死三塁で迎えた第1打席、ロッキーズ先発、C.フレクセン(29)からセンター前へ先制のタイムリー。3試合連続安打をマークした。

さらに4回の第2打席、1死走者なしから外角低め150キロのストレートを逆らわず右中間へヒット。

勢いに乗る鈴木は2対4と2点リードされた6回、1死一塁で迎えた第3打席、ロッキーズ2人目、J.バード(27)の152キロのシンカーを完璧に捉えてライトスタンドへ7試合ぶり、自己最多を更新する17号同点2ラン。1塁を回ると大きく右腕を挙げた。鈴木は7試合ぶりの3安打となった。

4対6と2点を追う8回の第4打席、2死一塁でロッキーズ3人目、N.ミアーズ(26)のカーブを打ち損じてセンターフライに倒れた。カブスの連勝は2で止まったがワイルドカード争いでカブスを追っている3位のダイヤモンドバックス、4位のマーリンズも敗れた。