去年1年間の岩手県内企業の輸入額は708億円と、1997年の調査開始以降、最高額となったことが、ジェトロ岩手と県の調査で分かりました。

調査は岩手県内企業を対象に今年2月から5月にかけてアンケート形式で行われ、372社から回答が得られました。
去年1年間の県内の輸出入の合計は1863億円で、おととしに比べおよそ15パーセント増加しました。前年からの増加は2年連続です。
輸出額は1154億円で、おととしに比べ1パーセント増えました。輸入額はおととしより5割増えて708億円で、1997年の調査開始以降、過去最高額となりました。
ジェトロ岩手と県は「急激な円安が進んだことで輸入額が押し上げられたため」などと分析しています。