西日本豪雨から7月で4年です。高梁川と小田川の合流点付け替え工事に伴い倉敷市に新しく架かる橋に、近くの小学校の子どもたちが将来の夢を描きました。

柳井原貯水池の南側に架かる橋の工事現場です。8月中旬から車が通れるようになるのを前に、近くの小学校の児童らが招かれました。

橋の床のコンクリートに子どもたちが描いたのは「将来の夢」。橋の床は今後アスファルト舗装が行われ、子どもたちの夢は橋と共に残り続けることになります。

(子ども)
「ピアニストとか作曲家とかになりたい」

「プロ野球選手になることです。ホームランをいっぱい打つ」

工事は、小田川と高梁川の合流点を約4.6キロ下流に付け替える事業の一環で、来年度の事業完成後には、この橋の下を小田川が流れることになります。

(横河NSエンジニアリング 福島伸尚さん)
「子どもたちの夢がこの橋の中に、橋の上に残っていくということで、大切に使っていってくれればうれしいなと」

子どもたちはこのほか、高所作業車への乗車体験や橋にまつわるクイズなどを通じ、身近で行われている工事を学んでいました。