安曇野市で水道料金を滞納していた男性が、未納分を支払ったにも関わらず、70日間にわたり給水が再開されていなかったことが分かりました。なぜなのでしょうか?

安曇野市によりますと、市内の男性は、2022年10月から2023年1月の請求分までの水道料金を支払わず、1月末から給水停止となりました。

4月になって、男性は滞納金額を全額納入しましたが、直ちに給水が再開されなかったということです。

市は水道料金の徴収を行う委託先の担当者が、「今後の支払いが不安」と個人で判断していたとしています。

6月に男性の関係者から市に問い合わせがあり、委託業者に確認したところ、給水停止が続いていることが分かり、翌々日に再開させました。

市では、「完納した場合は速やかに給水を再開すべきだった」として、男性に謝罪した上で、再発防止に努めるとしています。