現在、倉敷市である短編映画の制作が進んでいます。監督を務めるのは倉敷市出身の映画監督、平松恵美子さん。自身初となる古里・倉敷を舞台にした作品「蔵のある街」に込めた思いを取材しました。
平松恵美子監督 地元・倉敷で初の作品制作「楽しんでよ、笑顔だよ!」

「はい(スタート)!」

「ピンクのイチゴ、真っ赤なイチゴ」

「は~い(カット)」

幼い日、ヒロインが大好きな絵と出会う大切なシーン。監督の演技指導にも熱が入ります。

(映画監督・脚本家 平松恵美子さん)「楽しんでよ、笑顔だよ!」

先月(8月)、倉敷市を舞台に撮影が行われた短編映画「蔵のある街」。

倉敷の夜空に花火を打ち上げようと奮闘する高校生たちを描いた作品です。

脚本・監督を務めるのは倉敷市出身の映画監督、平松恵美子さん。

戦時中の集団疎開を描いた「あの日のオルガン」などを監督し、他者に寄り添った温かな作風で知られる平松さん。

地元・倉敷での撮影は今回が初めてですが、長年、同級生から古里を描いた作品を、との話があったといいます。