長野県の消防防災ヘリを使った山間地での救助訓練が行われ、消防の救助隊員が連携手段などを確認しました。
朝日村のスキー場で行われた訓練には、松本広域消防局の特別救助隊の隊員およそ30人が参加しました。

訓練では、まず、県の消防防災航空隊の隊員の指導を受けながら、救助に使うストレッチャーの使い方や、ヘリの誘導方法などを確認しました。
その後、実際に県の消防防災ヘリ「アルプス」が上空を飛行し、救助者をつり上げる訓練が行われました。

松本広域消防局・特別救助隊 吉田啓一副隊長:
「地上隊と航空隊の連携が、現場の安全、航空隊の安全、消防隊の安全、要救助者の安全に一番近づくと思うので、そこを目指して訓練に励んでいきたい」
2017年に起きた県の防災ヘリの墜落事故もあって松本広域消防局が、航空隊と合同で訓練を行うのは8年ぶり。
若い隊員にとっては特に、ヘリの有効性や連携の重要性を知る機会となったようです。














