■MLB エンゼルス 2ー1 ガーディアンズ(日本時間11日、エンゼル・スタジアム)

右脇腹を痛めている大谷翔平(29)は本拠地で行われたガーディアンズ戦を欠場した。前日10日(日本時間)の試合前にはエンゼルス・F.ネビン監督(52)は「1日1日様子を見る。今日彼は状態がいいと感じている。多分もう1日あればいいだろう。もしそうでなければ月曜日(日本時間12日)のシアトルかもしれない」と口にしていた。この日も出場機会はなく、7試合連続の欠場となった。

試合後にはF.ネビン監督(52)は大谷の出場について、代打でも可能だったのか問われると「NO. 明日は大丈夫だと思う。その考えのもと彼は休んだのだと思う。明日になれば出場できるかどうかはわかる。現実的に明日出場する可能性はある」とシアトルでの出場を示唆した。試合後、クラブハウスオープン時に既に大谷の姿はなかったがその中で荷詰めされた大谷のバッグは遠征地シアトルへ向かう物として扱われていた。

ガーディアンズ戦はエンゼルスが先発のK.ローゼンバーグ(28)が5回1失点の好投でメジャー初勝利を手にした。これでエンゼルスは67勝77敗、借金は10、今季残り18試合となった。

大谷は5日の試合前に行ったフリー打撃で右脇腹を痛め、急きょその日のスタメンを外れた。以降6戦連続でスタメンを外れ、代打起用もなく欠場が続いている。

本塁打王争いに向け、現在大谷はア・リーグトップの44本塁打(打率.304、打点95)。リーグ2位(35本)のL.ロバートJr.(26・ホワイトソックス)は、この日はヒットを放ったが4打数1安打で、9月はまだ本塁打はなく、大谷と9本差は変わらず。