長野県千曲市の温泉施設に去年移された鉄道車両の修繕工事が終わり、10日から一般公開が始まりました。

千曲市の万葉超音波温泉の駐車場に展示されている鉄道車両115系。

JR中央東線を走ったあと2015年に廃車となり、去年、この場所に移されましたが、経年による塗装のはがれや雨漏りなどが目立ち、今年4月から修繕工事が行われていました。

10日から車内の見学も初めてできるようになり、大勢の人が車両に乗り込み、写真を撮って楽しんでいました。

訪れた人は、「高校や専門学校の時によく乗っていてこの青色の電車は今はないからすぐ近くに来られてうれしい」「こんなにきれいに整備して展示するには努力や苦労がありすごいと思った」などと話していました。

今後は、車掌室で本番さながらの運転操作の体験も企画しているということです。