生活が次第に困窮「1円でも安い」インスタントラーメン求め生活

そして話題は、青葉被告の生い立ちに移る。

青葉被告は幼少期、両親と兄、妹との5人暮らしだったという。しかしその後、小学3年生の時に両親が離婚。父親が、兄や妹と共に青葉被告を引き取って生活をしていた。

(トラックの)運転手だった父親が無職になったことで、当時は食べるものに困っていたという青葉被告。スーパーマーケットでインスタントラーメンを買った時のことを、次のように話した。

青葉被告「1000円を持ってスーパーで50円のインスタントラーメンを探し回った。すると、1個47円の味噌ラーメンが売っているのを見つけた。家に帰ると、父に『買って来い』と言われ、買いに行った。50円の商品だと1000円で20個しか買えないが、47円だと21個買えるので、1個多く買えて父は喜んでいた」