現地時間8日、第80回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門に出品され5日にワールド・プレミア上映を行なった塚本晋也監督の最新作「ほかげ」が「NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)」を受賞したと発表されました。
NETPAC賞とは、1990 年にアジア各国の良質な作品や優秀な若き映画製作者を世界に広めるために設立された国際団体である NETPAC( 正 式 名 称 Network for the Promotion of Asian Cinema)が厳正な審査の上で授与する賞で、最優秀アジア映画賞として世界の 60 以上もの映画祭に設けられています。
NETPAC 賞の審査員長を務めた、ザキール・ホセイン・ラジュ氏は「第 80 回ヴェネチア国際映画祭にて、一番感動した映画として『ほかげ』を選出いたしました。ただの映画としてではなく、戦後の映画として人と人の関係が変わっていく様子などを映画的に、閉所な空間で衣装やセット、メイクなどでみせていく。あまりこのような映画は観たことがなかった」と称賛を贈りました。
受賞した塚本監督は「生まれたばかりで、まだどんな反応かわからないこの映画に対して、最初の評価みたいなものをいただけてホッとしました。一番にスタッフに伝えたいです」と喜びのコメントを寄せています。
映画「ほかげ」は、庶民の視点で戦争の悲惨さや再生への希望を描く物語です。主演を趣里さんが務め、物語の狂言回しとなる戦争孤児を塚尾桜雅さん、片腕が動かない謎の男を森山未來さんが演じています。映画は11月25日より全国順次公開される予定です。
【担当:芸能情報ステーション】














