台風13号は上陸せずに熱帯低気圧に変わり、長野県内で警報級の大雨のおそれはなくなりました。

気象庁によりますと、台風13号は、8日午後9時に日本の南で熱帯低気圧となりました。

中心は日本の南の北緯34度、東経138度にあって、ゆっくりした速さで北東に進んでいます。

中心の気圧は1004ヘクトパスカルとなっています。

長野県内で警報級の大雨のおそれはなくなりました。

長野市の様子(午後10時ごろ)

長野県内であす午後6時までの24時間に予想される雨の量は、多い所で30ミリの見込みです。

台風の接近で、JR東日本は午前中に出発する中央東線の特急「あずさ」14本を計画運休しました。

長野県によりますと、県内で台風による被害は確認されておらず、高森町では午後、果樹農家が、安堵の表情を浮かべながらなしを収穫していました。