新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、運休が続いていた小松～ソウル便について、大韓航空は韓国の秋の連休に合わせ、チャーター便を今月末から運航すると発表しました。

大韓航空によりますと、今回のチャーター便は「チュソク」と呼ばれる韓国の秋の連休に合わせて、9月28日と10月1日、4日の合わせて3日間運航されます。小松～ソウル間を138人乗りの機材で1日1往復しますが、韓国の観光客が日本を訪れるための専用便として運航されるということです。

小松とソウルを結ぶ国際線は、日本航空との共同運航で2020年3月まで定期便が週3便体制で運航していましたが、新型コロナ感染拡大の影響で現在も運休が続いています。今回は期間限定のチャーター便となりますが、およそ3年半ぶりに直行便が運航されます。

馳知事は先月、韓国を訪れた際に定期便の再開を要請、大韓航空側は10月末から来年3月末までの「冬ダイヤ」期間中に運航を再開した上で、1日1便のデイリー化も目指す意向を示しました。