四国のアマチュアゴルファーたちが腕を競う「黒潮カップ」の決勝。成年男子の部では谷本伊知郎(たにもと・いちろう)選手が5度目の優勝を果たし、プロゴルフツアー「カシオワールドオープン」への出場権を手にしました。

黒潮カップはKochi黒潮カントリークラブとテレビ高知が主催していて、今年で18回目です。7日は成年男子、レディス、シニアの3つの部門で、55人が決勝にのぞみました。

曇り空だった6日の予選とはうってかわって強い日差しが照りつける中、選手たちは白熱した戦いを繰り広げました。

成年男子の部の優勝は、過去4度の優勝経験がある谷本伊知郎選手。4アンダーでスタートしてスコアを一つ伸ばし、5度目の優勝となりました。谷本選手にはカシオワールドオープンの出場権が与えられました。

(谷本伊知郎 選手)
「なんとか優勝することができた。次のカシオワールドには予選を通れるように頑張って練習する。メリハリのきいた攻めと守りのプレーがしっかりできるといいなと思う」

また、レディスの部では伊場靖香(いば・やすか)選手が。シニアの部では三好一男(みよし・かずお)選手がそれぞれ優勝しました。

(伊場靖香 選手)
「緊張で2日くらい前から寝られなかった。でも日頃お世話になっているみなさんに一緒に回ってもらって練習したことを思い出して、なんとかたえて帰ってくることができた。ほっとしている」