熊本県内13のJAを合併する計画について、協議会は当初来年4月としていた合併を3年後に延期することを決めました。

県内には現在、14のJAがあり、それぞれが経営や組合員への営農サービスなどを行っています。

しかし、組合員の減少や高齢化が進んでいることから、JAグループ熊本は、経営基盤を強化するため来年4月に単一組織「JAくまもと」の設立を目指していました。

ところが今年4月、熊本県内で最も販売額が多いJA菊池が、「時期尚早」として不参加を表明。現在、合併協議はJA菊池以外の13のJAで進められています。

合併について現場の農家は…

ナシ農家「肥料・農薬。(組織が)小さいと価格が高くなりますので、大きくなって少しでも(スケールメリットで)安くなる」

コメ農家「(意見が)ワンクッション・ツークッション置かないと県央に届かない感じがする」

最も多く聞かれたのは、「合併によってどうなるのかが分からない」という声でした。

キュウリ農家「情報的に分からないというのが本音」

ナシ農家「分からないのが前提。地元に(支所が)なくなるの場合が1番困る」

レンコン農家「(合併して)どういう形になるか分かっていないし、JAくまもと、として売っていくのかも分からないので、そういうところは不安」

このような中、8月下旬に開かれた合併を検討する協議会で出席者から「組合員の理解が進んでいない」との意見などが出たことから、協議会は来年4月の統合目標を3年後の2026年4月に延期することを決めたということです。

JAグループ熊本は、今後13のJAで合併の詳細を詰めることにしています。