デジタル庁が公表したマイナンバーの総点検の結果、岩手県と県内4つの市と町が各種情報とのひも付けに誤りがないか個別のデータを詳しく調べる対象になりました。期限は11月末です。

6日公表された点検結果によりますと、岩手県内で対象とされたのは県と盛岡市、北上市、紫波町、大槌町です。
点検の対象とされた事務は25項目あって、このうち大槌町は障害者自立支援に関する給付をはじめ7つが該当し、県内で最も多くなりました。
県と盛岡市に関しては、障害者手帳の情報とのひも付けで全国的に誤りが相次いだため、この事務を行うすべての自治体に精査が求められていて点検の対象となりました。
デジタル庁は6日マイナンバーと税金や児童手当といった各種情報とのひも付け作業に関する実態調査の結果、本人確認の作業で必要な条件を満たしていない自治体を点検対象として発表しました。
原則11月末を期限に個別のデータを点検するよう求めていて、誤りがあれば情報を修正してもらうとしています。