岩手県花巻市のワイナリーで7日、今シーズンのワインの仕込みが始まりました。今年は日照時間が長く、ブドウの出来はここ数年で一番良いということです。

仕込みが始まったのは花巻市大迫町のエーデルワインです。7日は式典が行われ、小田嶋善明社長が製造ラインにブドウを投入して、作業が始まりました。
ブドウは機械で実と皮に分けられ、タンクで1週間から10日間ほど発酵させると芳醇な赤ワインへに仕上がります。
ワインに使われるのは紫波町や花巻市で生産されたブドウおよそ300トンです。
今年は、夏場の高温で実の一部が腫れ上がる被害が出たということですが、日照時間が長かったため、全体的にはここ数年で一番良い品質に仕上がっているということです。
完成したワインの新酒は、10月20日ごろに出荷される予定で、仕込み作業は10月末まで続きます。