半導体関連産業の工場建設に伴う資材の取り扱いが増加する中、八代市は海上輸送の拡充を見据えた港の整備促進を県に要望しました。
八代市 中村博生市長「輸出入貨物への対応、そして経済効果の創出に向けた新たな取り組みが必要となっています」
熊本県内では、半導体関連産業の集積に伴い、台湾から八代港への資材輸入が今後さらに増加すると見込まれています。

その一方で、八代港は化学薬品や温度管理が必要な資材を取り扱う設備が不十分とされていて、八代市は早期の整備を喫緊の課題としています。
9月7日、八代市の中村市長が提出した要望書には、コンテナターミナルの拡張や、資材を加工するための産業用地の確保などが盛り込まれていて、要望を受けた蒲島知事は早期整備に向け全力で取り組むとし、熊本県全体で支援する考えを示しました。
