高知県四万十市の園児たちがアユのつかみ取りを体験しました。子どもたちは生きた魚に触れて大はしゃぎでした。

水の中を泳いでいるのは養殖のアユ。アユのつかみ取りは、子どもたちに生きた魚に触れながら川の環境などに関心を持ってもらおうと、四万十川中央漁協が毎年行っています。四万十川が増水しているため、今回は今年7月に完成した中村幼稚園のプールに稚魚から育った20センチほどのアユおよそ580匹が放されました。園児たちは年長組から順番にプールに入り、水しぶきを上げながらアユを捕まえようと手を伸ばします。

「動きが速くて取れない」
「楽しかった」

中には両手で1匹ずつアユを持ってビニール袋に入れる男の子もいました。

「すごく楽しそうでいい経験をさせてもらいありがたいです。あ~また次から次へ…塩焼きとか天ぷらにします」
「さっきね、飛びついてきた。楽しかった」

子どもたちが捕まえたアユはクーラーボックスに入れて保護者が持ち帰り、家庭で味わうということです。