知事選とともに3日に行われた岩手県議会議員選挙の当選者48人に6日、当選証書が手渡されました。
県議会議員選挙の当選証書付与式は県内各地区の合同庁舎で行われ、このうち盛岡市内丸の盛岡地区合同庁舎では、盛岡、八幡平、滝沢、紫波の4つの選挙区の当選者18人が顔をそろえました。
県議会議員選挙は、14の選挙区にあわせて65人が立候補し、このうち12の選挙区で選挙戦となりました。3日の投開票で44人が当選し、無投票当選した4人と合わせて48人の顔ぶれが確定しました。
県選挙管理委員会事務局盛岡出張所の鈴木俊昭所長から証書が手渡され、初当選した当選者たちは緊張した面持ちで受け取っていました。
(盛岡選挙区で初当選 鈴木亜希子氏)
「これから本当に始まるんだなということと、県民の皆さまのために一生懸命頑張らなければならないということを改めて決心した。(選挙戦は)初めてのことばかりだったので無我夢中で9日間走り続けた。涙の当選の日だった。1年生議員ですので、いろいろとご指導を頂きながら頑張っていきたい」
(滝沢選挙区で初当選 松本雄士氏)
「責任の重さを実感しており、身の引き締まる思い。何事も恐れずに挑戦していくこと、まず行動していくところが自身の強み。それを十分発揮して岩手の地域課題に取り組んでいきたい」
(紫波選挙区で初当選 村上秀紀氏)
「やっとスタートラインに立てたという気持ちですし、初心を忘れずというのが第一かなと思っている。一度落選してからのこのたびの当選ということで、諦めない4年間の思いをしっかりと自分の体に培ったと思っている。それを強みにして全力で頑張る」
県議会議員の任期は知事と同じ11日からの4年間で、9月中旬から下旬の間に全議員が議場に集う予定です。