ガソリン価格の高騰を受け、より価格の安い県外で給油をする動きも出ています。
信濃町と接する新潟県妙高市のガソリンスタンドでは、7月初めごろから長野県からの客が増えてきたといいます。

妙高市のスタンドの担当者:
「多い時でうちの全体の来店台数の3から4割くらいは(長野県から)来店いただいていると思うんですが」
「わざわざ入れに来る方も多いですね」
信濃町からの客:
「県境から一番近いじゃない。来やすいしさ」
「やっぱりこっちのほうが・・・安いほうに流れますよね人は」
農機具用や除雪機向けの燃料の需要も多い地域です。
信濃町からの客:
「こうやって缶に入れて帰る人多いみたいだよ、長野からは」

近県の平均ガソリン価格を4日時点で見ると「全国一」の長野県との差は歴然。
中でも新潟県は1リットルあたり11円も安くなっています。
妙高市のこのスタンドは、店員が給油などをしてくれるフルサービスのタイプ。
6日はレギュラー1リットルあたりの会員価格が189円で、信濃町のスタンドより5円ほど安くなっていました。
定額や定量でなく、満タンにしていく人が多いのも長野県からのお客さんの特徴だそうです。

長野市からの客:
「信濃町で打ち合わせがありまして、帰りに足を延ばして安いところでハイオクを入れさせていただこうと」
「安いほうが助かります」
近隣の県の中でもガソリンの価格が安い新潟県。競争の激しさも一因と言います。
妙高市のスタンド担当者:
「ガソリンスタンドが上越方面に行くほど密集してるんですよ。競争が激化していて赤字でも売ってるところが下手するとあるんじゃないかぐらいの価格競争なんで、それで安くなってるんじゃないかと思いますけどね」














