新型コロナが5類に移行して4か月、感染者数は5類移行後、最多になっていて影響が広がっています。都内の薬局では、“咳”や“のどの炎症”などに効く薬が欠品状態に。また、影響は公共交通機関にも及び、小田急バスは減便の対応を迫られています。
乗務員の感染で路線バス一部運休に…
東京・三鷹市内のバス停では…
喜入友浩キャスター
「小田急バスの到着予定の案内板なんですけれども、現在、“乗務員不足のお知らせ”が表示されています」

小田急バスでは、都内2か所の営業所で、あわせて30人以上が新型コロナに感染。
乗務員を十分に確保することができないとして、路線バスが一部運休になっています。
利用客「このあとが心配。来ると思ってたバスが来ないとか…」
利用客「運休になることによって、バスに乗車する人数が増えて、密になると思いますので、マスクをつけるなり、感染対策は必要なのかなと思います」
運休は、平日で192便に上っていて、通常ダイヤに戻るメドは、立っていないと言います。
新型コロナが、5類に引き下げられて間もなく4か月。この間の感染者は、右肩上がりで、8月27日までの1週間は、9万3792人と、5類移行後、最も多くなっています。

さらに、インフルエンザも同時流行していて、川崎市では、市内8つの小中学校で学級閉鎖になっています。