9月5日は青森市出身で日本を代表する板画家・棟方志功の120回目の誕生日です。青森県弘前市では志功ゆかりの地や作品をめぐる記念ツアーが行われ、志功の代表作が公開されました。ツアーには県内各地から棟方志功のファンなど17人が参加し、志功ゆかりの地7か所をめぐりました。
このうち弘前市禅林街の鳳松院では、本堂に広げられた6曲1双の『二菩薩釈迦十大弟子』を鑑賞しました。
鳳松院 黒瀧琢生住職
「志功さんがお金が十分でないころに、紙代が欲しくて譲り受けたのが十大弟子と聞いている」
『二菩薩釈迦十大弟子』は1939年、志功が36歳の時に発表され、鳳松院の十大弟子は、この時の版木のものと言われています。版木は6枚あり、その後の戦火で「文殊菩薩」と「普賢菩薩」の版木が焼失しましたが志功は鳳松院の十大弟子を基に両菩薩の版木を改めて掘り起こしたと言われています。
参加者は
「掘り方にエネルギーを感じました。すごく精魂をこめて制作したんだろうと思った」
「なかなか見られない。よくこんなのを版画で作ったなと思った。細かい所まで感心する。さすが志功さんだと思う」
鳳松院の『二菩薩釈迦十大弟子』は普段は公開されておらず、参加者たちは志功の迫力と緻密さを体感できる貴重な時間過ごしました。














