老朽化が進むクライミングウォールなどを備える宮城県の第二総合運動場の整備方針を話し合う2回目の懇話会が、5日開かれメンバーが施設の現状を確認しました。

仙台市太白区の県第二総合運動場で開かれた懇話会には、スポーツ団体幹部と学識経験者ら4人が参加しました。懇話会は老朽化や利用者の減少が進むクライミングウォールや武道館などの存廃や改修について意見を募るため7月に設置されたもので、5日は現地を視察しました。

施設の利用者からは、エアコンやエレベーターがついていないことなど、現在の課題が伝えられました。

県第二総合運動場等整備方針に関する懇話会 天野和彦座長:
「(施設が)現在の利用者の方のニーズには沿っていないというのは間違いないことなので、その点に関しては、改修していく必要が大いにある」

県は、懇話会の意見を踏まえて素案を作り、今年度中に整備方針をまとめる予定です。