最終日を迎えた「おわら風の盆」は三日三晩にわたり好天に恵まれ、訪れた観光客は19万人にのぼりました。情緒あふれる踊りと哀調の音色でおわら一色に染まった坂のまち…3日間を振り返ります。

富山に秋の訪れを告げる「おわら風の盆」…富山市八尾町で300年以上受け継がれているおわら風の盆は、立春から数えて二百十日の台風到来の時期に、風封じを行い、五穀豊穣を願う民謡行事です。

高知から2回目:「素敵よ。哀愁、泣ける。高知もよさこい踊りあるけどまた全然違うよね」

東京からの観光客:「私は20回ぐらい。おわら風の盆の大ファンで。富山の伝統が本当にすばらしくってここにこれて本当に幸せだなと思いました」

毎年9月1日から3日までの期間中、踊りを受け継ぐ11の町内でそれぞれ、町流しや輪踊りなどが行われます。