平昌オリンピックで2つの金メダルなどに輝いた、元スピードスケート日本代表の高木菜那さん。3日、島根県松江市で高木さんを特別ゲストに迎え、子どもたちに体を動かす楽しさを知ってもらう催しが開かれました。

SOMPOボールゲームフェスタは、日本トップリーグ連携機構が、毎年全国各地を回って開いています。その中で、体を動かす様々な遊びを親子で次々体験できる「あそビバ!」があり、高木さんも子どもたちと一緒に遊びを楽しみました。

元スピードスケート日本代表 高木菜那さん
「いろんなスポーツに触れて、いろんな人に触れて、新しい友だちが出来て、どんどんどんどん自分の世界が広がって行く1つのきっかけとなるイベントになってるんじゃないのかな。」

子どもは成長する過程で様々な運動能力を身につけていき、幼い時に獲得した様々な動きが将来の土台になります。

しかし、子どもの生活習慣が変わり体力や運動能力の低下が問題となっていて、身体能力が下がると生活習慣病や免疫力の低下にもつながると言われています。

参加者
「バスケットが楽しかったです。」
「小さい内にいろんな競技を経験して好きなことを見つけてほしいなと思います。」
「難しかったです。投げるところ」
「普段なかなか一緒に遊べない時も多いので、こういう時間が持ててとても良かったです。」

風船を使ったものや、ラグビーの動きを取り入れたものなど、今回紹介された運動遊びには、単に遊んで楽しめるだけでなく、幼少期に獲得してほしい36の動作が盛り込まれているということです。

日本トップリーグ連携機構は、こうした遊びを親子で楽しむことが、互いの絆を強めたり、体を動かしたりするきっかけづくりになるとしていて、スポーツの魅力も感じてほしいということです。