ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、レズニコフ国防相を交代させると発表しました。事実上の更迭とみられます。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「国防相を交代することを決めました。国防省には新たなアプローチが必要です」
ゼレンスキー大統領は「レズニコフ国防相は550日以上にわたり、全面的な戦争を経験してきた」と述べた上で、交代の理由について「国防省には新たなアプローチが必要だ」としていますが、事実上の更迭とみられます。
国防省では軍の食料調達などをめぐる汚職疑惑が相次いで報じられ、1月に国防次官が解任されたほか、レズニコフ氏の監督責任を問う声も上がっていました。後任にはウクライナ国有財産基金のウメロフ総裁をあてるということです。
一方、南部オデーサ州当局によりますと3日、ロシア軍によるドローン攻撃があり、2人がけがをしたほか、ウクライナ産穀物の輸出ルートとなっているドナウ川の港湾インフラが被害を受けたということです。
ドナウ川はロシアが黒海での穀物輸出をめぐる合意の履行を停止して以降、ウクライナ産穀物の主な輸出ルートとなっていて、ロシア軍はこれまでも川沿いの港湾施設に攻撃を行ってきました。
4日にはロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が会談を行う予定で、ウクライナ産穀物の輸出を巡っても話し合う見通しですが、事態の打開につながるかは不透明です。
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