紫波町出身の小説家・野村胡堂の代表作「銭形平次捕物控」の朗読会が3日、地元の記念館で開かれました。
(朗読)
「一晩半兵衛さんはひとりでいたわけですね?お染の沈黙はますます深まるばかりです。お嬢さん、黙ってちゃ済みませんよ」
この朗読会は、野村胡堂の没後60年に合わせ紫波町の野村胡堂・あらえびす記念館で開かれている企画展の関連事業として行われたものです。読み手はIBCの大塚富夫アナウンサーが務めました。朗読されたのは、文藝春秋が発行する小説誌「オール讀物」で1931年に掲載がはじまった「銭形平次捕物控」のうち、シリーズの最終話に当たる「鉄砲の音」です。会場に集まったおよそ60人のファンは、銭形平次が最後の事件を解決していく様子をイメージしながら朗読に耳を傾けていました。この朗読会は、来年以降も開催される予定です。
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