地震や大雨などの災害に備えて、避難所を開設する訓練が安曇野市で行われました。

三郷地区の体育館で行われた訓練には住民でつくる自主防災組織のメンバーなどおよそ60人が参加し、避難所開設の流れについて説明を受けたあと、実際に段ボールベッドや間仕切りを組み立てました。

災害時に素早く避難所を設営するには地元の住民の協力が欠かせないことから、安曇野市ではおととしから市内5つの地区で同様の訓練を行っています。

(安曇野市危機管理課・上野清岳課長)「行政は実際に発災してしまうと当分こういった場所に人を割けない。避難者が自分たちで運営するのが避難所なので実際に体験して理解していただく」

最近は全国で毎年のように大きな災害が起きているだけに、参加者は真剣な表情でいざという時に備えていました。