最新の学説に合わせたリニューアル…“本物”へのこだわり
新館のオープンに合わせてリニューアルした本館の常設展示場では、これまで44体あった骨格標本が50体に増え、アジア最大の肉食恐竜、タルボサウルスの標本は、より躍動感ある姿に様変わりました。
牛田アナウンサー
「子どもたちに大人気のティラノサウルスもリニューアルに合わせて少し変わっているんですね。例えば口を閉じている時。これまでは歯が見えていましたが、今は見えません。こうして、最新の研究に合わせて細かいところが変わっているんです」
常設展示場の中央にはティラノサウルスのロボットが。7メートルを超える巨体が雄たけびを上げながら動く姿に圧倒されます。その動きは最新の学説に基づいてより精巧に再現されています。
そして、日本で初公開され話題なのが、7700万年前の「恐竜のミイラの化石」です。生きていた状態に近い形とあって、ウロコなど皮膚の痕跡がはっきり残っています。
博物館近くの発掘場からは今も様々な化石が見つかっています。本館では発掘された本物の化石を職員らが丁寧に削り出すクリーニング作業も間近で見ることができます。さらに、新館の特別展示室には…
牛田アナウンサー
「迫力がすごい!あそこでは恐竜が戦っています!」
高さ9メートル、幅16メートルのスクリーンが3面並ぶ巨大シアターに映るのは、約1億2千万年前の福井の姿。前期白亜紀の様子がCGで再現されてれます。
リアル感を体験できるとあって、この夏休み中は福井県内だけでなく全国から多くの人が訪れています。先月リニューアルオープンして以降、来館者は1か月で20万人を超える人気ぶりで、きょうも多くの親子連れらが訪れていました。
福井県立恐竜博物館では、引き続き牛田アナウンサーが
恐竜化石のレプリカの発掘に挑戦していますが…














