岸田総理が2030年代半ばまでに最低賃金を全国平均で1500円に引き上げることを目指すとしたことについて、日本商工会議所の小林会頭は「政府が目標感を出すことは否定しない」と理解を示しました。
日本商工会議所 小林健 会頭
「政府が目標感を出すこと自体は、特に否定はしません。そういうもの(目標)がなければ、なかなか引っ張っていくのも大変でしょう」
日本商工会議所の小林会頭はこのように述べて、岸田総理の示した目標について理解を示しました。
全国平均の最低賃金は今年10月以降、時給1004円に引き上げられることになっていて、引き上げ額は43円と過去最大になります。
そのうえで、小林会頭は中小企業の時給について「1500円を払える企業体にしていかなければいけない」として、人件費などの価格転嫁がしやすい環境を作っていくことが必要だと訴えました。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
